TITLE:東日本大震災犠牲者成仏供養 原発事故収束・東北復興祈念東北柴燈護摩法要

Dec.17.2013 News by 東北本部管轄

明日に「力」と「希望」を
祈りは風に乗り、お霊に届けられた

快晴の10月13日、福島県南相馬市雲雀ヶ原祭場地において「東日本大震災犠牲者成仏供養 原発事故収束・東北復興祈念東北柴燈護摩法要」が営まれた。東日本大震災の犠牲者を供養する柴燈護摩供は昨年11月の岩手県大船渡市における法要に次いで2回目となる。本法要は、まだ進まぬ復興を象徴するような強風の中で執り行われたが、修行者・参拝者の祈りの力が上回り、高く強く燃え上がった。



 昨年は大津波による被害の爪痕が残る大船渡市で今回と同趣旨の柴燈護摩法要が営まれ、多くの一般参拝者が訪れている。
本年の修法地である南相馬市もまた甚大な津波被害に見舞われ、今なお仮設住宅等で不自由な生活を強いられる人も多く、東北の復興は道半ばにも達していないという印象が強い。
 今回は晴天ながら強風が吹きすさぶ中の奉修となった。しかし、大震災犠牲者の成仏供養と被災地の復興、原発事故の収束を願う気持ちはそれを上回り、300人以上に上る参拝者と修行者が真剣な祈りを捧げた。午前11時に始まったお護摩は、強風にもかかわらず力強い浄火が天高く昇り、篤い祈りがお霊に届けられ、参拝者たちは、「お霊が喜ぶ様子が感じられた」と口々に感想を語った。
 管長メッセージが読み上げられ、その中で管長猊下は、このお護摩は亡くなられた方と生きて頑張っている方々に「力」と「希望」を与えるものである、と説かれたが、本法要では、まさに明日への希望と力がみなぎる護摩の浄火が燃え上がった。



 参拝者からは、「いつも遠い地から祈っていたが、今回現地で祈ることができ、とてもよかった」「関東や関西からも修行者が応援に来てくださり、感激した」「このような法要は、完全に復興するまでずっと続けてほしい」という声が聞かれた。
 また一般参拝者には、これからも力強く生きてほしいとの思いを込め、「凖胝如来一印明」が授けられた。
 祈りは風に乗り、浄らかに晴れ上がった東北の空へと届けられたのであった。

東北本部


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