TITLE:第29回 阿含宗世界平和祈念 広島柴燈護摩供 奉修

Nov.08.2013 News by 広島道場

広島から始まる世界恒久平和の祈り



 前日から激しく降り続いていた雨も、当日はカラッと晴れ、かえってじりじりと身を焦がすような猛暑となった9月8日。今年も広島平和記念公園・原爆供養塔前で「第29回阿含宗世界平和祈念・広島柴燈護摩供」が奉修された。
 1985年から回を重ねて今年で29回目を迎えた広島法要。午前10時15分、総勢100人からなる山伏行列が広島平和記念資料館前を出発し、原爆死没者慰霊碑前でご法楽を営んで、原爆供養塔前に至り法要が始まった。
 清神社禰宜による御神事。続いて、今年初めて女性3人を含んだ山伏問答があり、キリッとした問答に場が引き締まる。
 そしていよいよ点火。晴れ渡った青空にオレンジ色のあざやかな浄火が燃え上がり、修行者、参拝者全員で原爆犠牲者のお霊の冥福と世界の恒久平和を祈念した。





 今回の法要は参拝者300人以上が参集。びっしりと埋まった参拝者席には外国人の姿も多く見られた。
 チリから立命館大学へ留学中の女性は「観光で広島に来ました。こんなセレモニーに参加できて、なんてラッキーなんでしょう」とうれしそう。オランダから観光で来た60代のご夫婦は「すごく印象的。すばらしい。第二次世界大戦のことは大学で勉強して知っています。感動的なセレモニーに立ち会えてうれしい」と語った。
導師は、管長猊下が初めてこの地でお護摩を修されたきっかけを話し、今年で29回目を迎えたことの意義、そして継続することの大切さを説いた。最後に「世界平和実現に向けて、一番大切なことは、先人の方々への感謝の心、その感謝の心とともに、先人の方に対する決意です」と挨拶した。
 すべての祈りは広島を出発点としなければならない。広島地区信徒一同は、来年30回目の法要に向けて、さらには大誓願である新道場建立に向けて、一丸となって精進していくことを誓い合った。

広島道場


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