仏陀が阿含経において説いた守護霊

阿含経・マハーパリニッバーナ経(大般涅槃経)において、仏陀釈尊は、マガダ国の大臣スニーダと、ヴァッサカーラにたいし、われわれを守護してくれる「神霊」について、つぎのような詩句をとなえて、教えられた。

神霊の冥々(めいめい)の 加護を受けている人は、つねに幸運を見る。
かれら(神霊)は供養されたならば、またかれを供養し
崇敬されたならば、またかれを崇敬する。
かくて、かれを愛護すること
あたかも母がわが子を愛護するようなものである。
(中村元訳『大パリニッバーナ経・ブッダ最後の旅』岩波文庫)

守護霊となる霊は、霊界において、「神霊」の境界に達している高級霊である(導師の守護霊供養によって、その境界に達する)。
このマハーパリニッバーナ経で仏陀が説くわれわれを愛護する神霊とは、守護霊そのものにほかならない。守護霊を持つことにより、つねに幸運を得ることを、仏陀は説いておられるのである。

 

冥徳供養の仕方

これは、つよい霊障を起こすまでには至らないが、しかし、成仏できずに苦しんでいる、多数の不成仏霊にたいする成仏供養である。
安岡正篤先生は、
「われわれの先祖は、二十代さかのぼると、百万人を越え、三十代さかのぼると十億を越えるという」
とおっしゃっている。
わたくしの霊視によると、直接、霊障の影響をあたえるのは、三代ないし、四代くらい前までの先祖である。特殊な例をのぞいて、ふつう、それくらいである。
これにたいし、不成仏霊の影響は、七代、八代、ときに十代くらいにまで範囲がおよぶ。
いずれも「家運衰退の因縁」と、それにかかわる悪因縁のもとをなしている。
ときには、何代まえかわからない不成仏霊の漠然(ばくぜん)とした悪影響を感じることがある。
こういった場合、多くは、単体ではなく、数体、もしくは十数体もかたまっていることがあり、わたくしは、これはもう「因縁」ではなく、「業(ごう)」になっているな、と思うことがある。これらも、その家系(いえ)の運を悪くし、さまざまな災難のもとをなしているので、とりのぞかねばならないのである。
これらの不成仏霊にたいする成仏法が、「冥徳供養法」である。
この法が冥徳供養法と呼ばれるのは、この法によって、これらの不成仏霊を解脱してあげると、その供養をした人にかならず、「冥徳」があらわれるからである。冥徳とは、祖霊の冥(かげ)の助けを受ける徳をいう。
この冥徳供養をおこなうと、ふしぎに、思いがけない幸運にめぐり合うのである。家運もよくなる。
この冥徳供養は、解脱供養とちがって、導師の私だけが修法するのではなく、わたくしが修法した先祖の塔婆を、家の御宝塔前に奉安して、わたくしの教えた特別な「冥徳供養真言」をとなえて、解脱成仏と、冥徳を下さるように祈念するのである。

(後略)

 
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