法脈継承の歩み(「阿含宗の歩み」から抜粋)
仏教の三つの流れ
日本では、いわゆる大乗仏教(北伝仏教)のみが人々に知られていますが、実際には、仏教には三つの流れがあり、さらに、その源流には、いままで知られていなかった根本の仏教、お釈迦さまが解かれたそのままの仏教があります。そこには、お釈迦さまの境地・仏陀になるための「成仏法」が説かれています。真正の仏教とは、仏さまを拝みご加護を願うというだけのものではなく、仏さまが説かれた「成仏」するための方法を修行するというものであったのです。
その修行は、私たちが生まれつき持っている良くない条件(因縁)を断ち切り、運を良くし、さらに超人的な体力・精神力を獲得し、その極まりにおいて仏陀になることを目指すという大きな夢とロマンに満ちたものだったのです。この根本仏教の伝承はアーガマという文献(経典)に説かれています。アーガマを漢訳したものが阿含経です。「阿含」は「アーガマ」の音を文字にしたものです。なお、大乗仏教という呼び方は、大衆部の人々が自分たちを大乗と称し、上座部の人々を小乗と呼んで自らを正当化するために広めた呼称で、学問上、いまは廃されています。

東伝仏教(チベット仏教)の継承
1983年8月21日
阿含宗関西総本部において、チベット仏教ニンマ派座主ミンリン・ティチン・リンポチェによる戴冠式を挙行。
僧位・法号「一切万霊守護金剛」を授受し、チベット仏教の法脈を受け継ぐ。
1988年10月
関東別院において、チベット仏教ニンマ派ミンドリン寺の、コチェン・トルク宗務総長一行による「金剛阿闍梨法冠授与灌頂」の式典挙行。同寺秘蔵の三種のチャム(舞い)をチベット以外で初めて披露。
1993年11月
関東別院において、チベット仏教サキャ・ツァル派座主のチョゲ・ティチン・リンポチェより、金剛界・胎蔵界両部の法が授けられる。チベット仏教の最高位の僧位・法号を授受。
僧位「金剛大阿闍梨耶」
法号「智勝光明大覚者」
南伝仏教(上座部)の継承
1992年11月
スリランカ仏教シャム派より僧位・法号を授受。
僧位「名誉大僧正」
法号「輝く平和の大王」
1994年2月
ミャンマー仏教界最高の僧位・法号を授受。
僧位「非常に高潔で平和を将来する尊い僧」
法号「釈尊の真の教えを保護し伝道してこられた大尊者」

北伝仏教(大衆部)の継承
1970年11月
小田慈舟大僧正より広島県の御自坊・城福寺にて「如意宝珠法」を伝授される。1972年〜1973年小田慈舟大僧正より、京都道場にて、「金剛界法・胎蔵界法」の奥伝を伝授される。
