民間初の快挙、海外衛星生中継

前のページにもどる
 

訪米の約二週間前に、突如、2000年11月4日の「ニューヨーク護摩法要・講演」海外衛星生中継が決定しました。これによって阿含宗の信徒は日本にいながら、リアルタイムで師とともに祈り、熱気あふれる講演を目の当たりに拝聴することができるようになったのです。

本来であれば、2000年11月4日という日は、11月7日の大統領選挙の直前であり通常より通信回線の確保が極めて厳しい状況でしたが、通信回線の確保が実現したこと、さらに法要開始の現地時刻が日本の日曜日早朝7時という参拝可能な時間帯であったことによります。桐山管長は「奇蹟としか言えない。神仏のご加護そのものです」と最先端技術の援護射撃により、記念すべき行事への日本の信徒の参加が可能になった喜びを口にされました。

日本時間の5日早朝7時、ニューヨークの法要会場前の車載局から打ち上げられた電波が米国内の二基の通信衛星を経由してハワイ地上局に中継され、それを日本の通信衛星会社JSAT保有の通信衛星が受けて横浜管制センターに送り、そこから電波は阿含宗独自の阿含チャンネルに打ち上げられて、全国43カ所の受信道場に鮮明な画像が届けられました。通信衛星4基を駆使した、太平洋を挟んで日米関係者の連携による一大事業だったのです。

 

海外からの初の通信衛星生中継という阿含宗にとって記念すべき出来事は、実は、日本通信衛星史上、報道機関を除いて、一般民間では初の海外衛星生中継という画期的事業でした。携わった関係者も興奮を抑えきれなかったといいます。日本では民間初のプライベート・チャンネルを持ち、衛星通信の分野では先駆的役割を果たしてきた阿含宗の、再びの快挙です。IT(情報技術)革命が声高に叫ばれるいま、この情報技術の見事な応用を示した生中継は、民間レベルでの可能性を提示した点でも快挙でした。

当日、11月5日早朝7時(現地時間4日午後5時)には、日本全国約12、000人の信徒が、ニューヨークのユニタリアン教会で焚かれる師の智慧の護摩にともに熱い祈りをささげ、その講演をユニタリアン教会に集ったニューヨーカーとともに聞き入りました。民間初の快挙、海外衛星生中継は大成功のうちに幕を下ろしました。

 
 

本文プリント全画面プリント