阿含宗は「根本仏教(こんぽんぶっきょう)」

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これまで、大乗仏教は大乗経典を、ゴータマ・ブッダ=釈迦(シャカ)の説いたものであると主張してきました。そうして、数多くの大乗経典による仏教の宗派・教団が立てられたのです。日本における仏教は、すべて、大乗仏教経典による宗派・教団によって成り立っています。

しかし、それは全くの誤りであって、シャカがほんとうに説いた経典は、阿含経ただ一つであるということに、桐山管長は気がついたのです。(これは今や、現代仏教学の定説となった)

となると、シャカ以外の、どこのだれが書いたのか全く不明の偽りの経典(大乗仏教経典)を、シャカの説いた経典であるとして宗派をつくり教団を立てて、布教するのは正しくないことである、と、桐山管長は考えたのです。

そして、この誤りは真実の仏教のために正さなければならぬ、と桐山管長は心に決めたのでした。

 

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さらに、それはただ単に、シャカが説いたか説かないかというだけのものではなく、大乗仏教の経典には、内容的にも致命的な欠陥があることを桐山管長は発見しました。

ご存知のとおり、仏教という宗教は、因縁解脱(いんねんげだつ)の修行をして成仏(じょうぶつ)する(ブッダになる)ことを目的とします。したがって、経典には当然、その修行の方法が明確に説き示されていなければなりません。ところが、大乗仏教の経典には、どの経典にも、その修行の方法が一つも説かれていません。

しかし、阿含経には、(いや、阿含経にのみ)その修行の方法が明確に説かれているのです。

それは、仏教学上、「七科三十七道品(どうほん)」と呼ばれているものです。これを、桐山管長は、"ブッダになるための七つのシステム・三十七のカリキュラム"と名づけて、ひろく世の中に紹介しました。これは、二千数百年の長い仏教の歴史の中で、阿含宗管長・桐山靖雄によってはじめてなされた業績です。

 

シャカが阿含経に説き示した成仏法「七科三十七道品」こそ、ブッダ=シャカの仏教の根本であり中心であると確信した桐山管長は、自分自身、この法を修行し、その体験によっていよいよその確信を深め、このブッダの真実の教法を世に弘めるため、阿含宗を開創するに至ったのです。

 
 

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